なお、分流式下水道では、汚水は全量処理されますが、雨水は道路に堆積した汚濁などを含んだまま、川や海に放流されています。 このような合流式下水道の問題を改善するための対策計画が「合流式下水道緊急改善計画」です。 ・大阪府の合流式下水道 3 合流式下水道・分流式下水道の特徴 7 ・家庭や工場などから流す汚水と雨水を併せて「下水」と呼び、下水の排除方式は合流式と分流式に分類される。 ・東京都区部の下水道は、約8割の区域が合流式下水道で整備されている。 (参考) 合流式下水道の問題とその対策について 合流式下水道とは ・下水道の排除方式は「分流式」と「合流式」の2通り。 ・合流式下水道は、汚水と雨水を同一の管きょで排除する方式。 ・古くから下水道に着手した大都市を中心に採用されている。

古くから下水道の整備を始めた東京等の大都市は河川の下流部に位置しており、都市内の浸水防除と都市内の生活環境の改善を行うことが喫緊の課題であったため、合流式下水道が採用されていた。 東京都の区部等は、『合流式下水道』を採用していますが、町田市では以下の理由により『分流式下水道』を採用しています。 合流式に比べ管の口径が小さくなることから、汚水管の建設費が安い